参議院比例区投票の仕組み
参議院比例区は、2枚目の投票用紙に政党名もしくは個人名で投票出来ます。平成10年の参議院選挙までは政党名で投票し、政党が決めた名簿順位で当選が決まっていました。民主主義の理念から、誰が当選するかを有権者が決めることになり、平成13年から、個人名で投票し、名前の多い順に当選が決まるようになりました。しかしながら、その後の6回の参議院選挙で、7割~8割の方々が政党名で投票される結果となっています。
参議院比例区は、議席は政党が獲得します。個人名で投票された投票用紙は、その個人が所属する政党への一票となる為、比例区には、政党に所属しない者は立候補出来ない仕組みとなっています。各政党は、政党名と個人名の投票用紙の合算が獲得票となり、得票数に応じて議席を獲得します。従って、比例区の投票は個人名で投票しなければ、誰が当選するかを決める国民の権利を放棄したことになります。
ぜひとも、投票所にお越しの際は、個人名をお書き下さい。
<参考資料>
平成25年 参議院選挙結果
自民党全体得票数 18,460,335票
その内訳
政党名得票数 14,080,143票
個人名得票数 4,380,192票
自民党の得票となりました1846万票の内、個人名はたったの438万票。この時の衛藤晟一の得票数は20万4千404票でした。政党名で書かれた1400万票は選挙に立候補した個人の票にはなりません。
<平成19年 参議院選挙結果>
自民党全体得票数 16,544,761票
その内訳
政党名得票数 10,543,574票
個人名得票数 6,001,187票
自民党の得票となりました1654万票の内、個人名は600万票。衛藤晟一の得票数は20万2千315票でした。
皆様が個人名でお書き頂ければ、衛藤の得票数は大きく伸びることになります。