初めて晟ちゃんに会ったのは彼が大分県議の頃。故佐藤文生元郵政相の別府市の自宅でたまたま居合わせ、文生さんから紹介された。「信頼できる人」というのが私の第一印象。朴訥な話しぶりの中にも、芯の強さを感じさせた。その後国政に転じ、今や保守政治家の中核的存在になっている。

感心するのは確固たる信念を持ち、ぶれず、媚びず、おもねずの“低重心”の政治姿勢を貫いていることだ。ちゃらちゃらタイプの政治家が跋扈する中、逆張りの存在感を醸し出している。自分が犠牲になるのが分かっていながら、村山富市自社さ政権支持を自ら表明するなど並みの政治家ができることではない。

日本は未曽有の国難に直面している。今こそ晟ちゃんの出番だ。私とは同郷、同年生まれの好誼。大分には我が親族を含めファンは多い。頑張れ！晟ちゃん。頑張ろう！日本。

政治解説者
篠原 文也さん