先年、大阪にて「おおいた学」という名の講演会が開かれました。大分県出身の大阪商工会議所会頭の佐藤茂雄氏に同行しておられた副会頭の方々が、その後のパーティーで口々に言った言葉が私の印象に残りました。
「大分県人は、10の能力があっても3しか人に見せないとのことですが、私たち大阪人は、3の能力を10にアピールします。」
これを聞いて、すぐに衛藤晟一参議院議員のことが思い出されました。衛藤晟一議員は、私の高校の後輩ですが、会って話をするたびに、実に深い教養と優れた見識に感心させられます。しかしながら、国会などの公の場での発言を聞いていると、いささか物足りなく感じてしまうことがあります。大分県人の誇りと奥ゆかしさを忘れずに、大阪人の長所も見習っていただきたいものです。日本のためにも、その能力を存分に発揮するとともに、もっと国民にアピールしてもらいたいと願うのは、私だけではないでしょう。
衛藤晟一議員は、大分上野丘高校の宝であり、大分県の、ひいては日本の宝でもあります。現在は、内閣総理大臣補佐官ですが、いずれは“補佐官”の3文字が消えて、大きく羽ばたいてくれることを願ってやみません。それが日本のためであると信じており、心から期待しています。
衛藤晟一関西後援会 会長代行
三代 文夫さん