衛藤さんは平成14年の拉致議連結成以来、常に拉致被害者奪還活動の先頭に立ち、家族会の皆様を支えて来られました。
昭和40年頃、全国の大学は革命を志向する全学連が横暴の限りを尽くしていましたが、衛藤先輩は大分大学にあって「大学正常化」を目指して良識派学生を束ねて立ち上がりました。
その動きはやがて全国各地で愛国心を持った学生達が行動を起こす端緒を開くこととなりました。私は地元東京の大学に入学し、全共闘と戦う学生組織に加盟したのですが、そこで先駆的行動に立った大分の衛藤先輩たちのことを知り、自分たちも続こうと決意を更に固めたのでした。
私が拉致問題に取り組むようになったとき、拉致議連の副会長として衛藤先輩が先頭に立って行動されていることを改めて知り、数十年ぶりに同志に再会したような感動を覚えました。
拉致問題、主権問題、教育正常化、福祉の充実に精力的に取り組まれる衛藤先輩の益々のご活躍に期待いたします。
拉致被害者奪還活動組織「桜応援団」代表
近藤 誠さん